運転スキルを活かそう!

安心・安全に利用者を送り届ける介護送迎ドライバーについて

運転中に心がけるべきポイント

介護送迎ドライバーが運転中に最も心がけるべきは、利用者の安全と快適性の確保です。
一般のタクシーやバスとは異なり、高齢者や障がいを持つ方を乗せるため、極めて慎重で思いやりのある運転が求められます。
まず、急な動作を避けた緩やかな運転が基本です。
急加速、急ブレーキ、急ハンドルは、利用者に身体的な負担や恐怖心を与え、体調の急変を引き起こす原因にもなります。

特に、車椅子を利用されている方や体幹の安定が難しい方を乗せている場合は、常にゆとりを持った車間距離を確保し、余裕をもってブレーキ操作を行うことが重要です。
カーブや曲がり角では遠心力の影響を最小限に抑えるよう、速度を十分に落としてゆっくりと通過します。
このほか、車内の環境管理にも気を配る必要があります。
室内の温度は、高齢者の体温調節機能の低下を考慮し、季節や体調に合わせて細かく調整して湿度も適切に保ちます。
また、車内の臭いや騒音も不快感の原因となるためタバコの臭いは厳禁とし、ラジオの音量や会話の声の大きさにも配慮し、静かで落ち着いた空間を提供します。

さらに、車外の状況に対する高い予測能力を持つことが大切です。
利用者の乗降場所は、病院や施設、自宅など多岐にわたり、周囲の交通状況が予測しにくい場所も含まれます。
乗降時は、後続車や歩行者の安全を徹底的に確認し、最も安全な場所を選んで停車しなければなりません。
加えて、利用者が運転中に体調を崩された場合にも備えが必要です。
冷静な対応と適切な連絡ができるよう、緊急時の手順を常に頭に入れておくことも、送迎ドライバーの重要な責務だといえます。

介護の仕事の種類は多く送迎もその1つです

介護関連の仕事には色々な種類がありますが、介護送迎ドライバーも欠かすことができない大切な仕事です。
介護送迎ドライバーの主な仕事は、専用車両でデイサービス利用者の自宅まで迎えに行き、利用者を乗せて施設まで送迎することです。
そして夕方になると、施設から自宅まで送り届けます。
介護送迎ドライバーの仕事というのは、介護施設のスタッフが兼任することもありますが、専用ドライバーとしてアルバイトやパートとして雇われることも少なくありません。

お客様を乗せて車を運転するので、本来であれば二種免許が必要です。
しかし、介護送迎ドライバーは介護職の一環としてみなされています。そのため、普通自動車免許であっても仕事をすることが可能です。
つまり、普通自動車免許があれば、誰でも介護送迎ドライバーとして働くことができます(ただし、介護の専門家が同乗しないときは、介護職員初任者研修などの資格は必要)。
また、介護送迎ドライバーは単に自動車の運転ができればよいというものでありません。
利用者の自宅で車の乗り降りを手伝うため、体力を必要とします。
また、高齢者の乗り降りをスムーズにさせるためには、ある程度の介護知識があると良いです。

利用者を安全に送り迎えするためには、丁寧な運転を心掛けなければなりません。
タクシーとは異なり時間に迫られることはあまりないので、時間よりも安全運転を優先させることが肝心です。
利用者が高齢者で体が不自由な人が多いことから、急ブレーキや急発進を減らして体の負担を避けるようにします。

介護送迎ドライバーは、高齢化が進む社会においてさらに需要の高まる職種です。
興味のある方は、情報サイトなどでより詳しい情報をチェックしておきましょう。